設計製造ソリューション展
今日は東京出張。設計製造ソリューション展とやらに見物に行ってきた。東京ビッグサイトってでっかいねえ(汗)。CAD/CAMとかVRとか3Dディスプレイとか、仕事と個人的な興味と両方にマッチするので1日だけで回るのは結構しんどかった。
各社いろんなPDM・PLM製品を作ってるけど、結局ユーザ企業が求めるものはそれぞれ似て非なるものだから、Kawasakiの人が言うように、内製で自分達にとって必要十分な機能・性能で作るのがベストなんじゃないかと思う今日この頃。
モーションキャプチャーも、マーカー不要なシステムとか、逆に専用マーカーのみでカメラなどの周囲の装置が不要なシステムとか、色々進化してるなあと関心。
あと、PHANTOMの実物を触った。画面の中の3Dモデルに対して、ペン先が当たる感触が確かに伝わってくる。学生時代に製品情報だけは見て知ってたんだけど、こんなとこで実物に出会えるとは。
それから、ラピッドプロトタイピングの実機デモがものすごいたくさんあった。製造業の初期フェーズでは結構なニーズと市場規模があるってことか。これまた学生時代に見た記事だったと思うけど、当時のは光硬化樹脂(?)だったけど、今はそれだけじゃなくて、粉末状の樹脂をレーザーか何かで焼き付ける方式とか、それを発展させてアルミなんかの軽金属でやっちゃうやつとか、鋳造の砂型をその路線で焼き固めて複雑な形状の鋳造を作っちゃうとか、いろんなアイデアが実用化されてるんだなー、とまた関心。
その逆に、簡易3Dスキャナーってのもいくつかあって、学生時代に誰かが研究してたようなものも、企業がちゃんと製品化すると、お手軽操作でちゃんとした精度が出るものになるんだねえ。ていうか、デモを見るだけなら「面白ーい」って感心して終わりだけど、金額に見合うだけの使い方ってなんだろね。
一方、ハードウェア(ベアリングとかモーターとかホントに動く機械のほうね)も、畑違いなので全然分からんけど、動くのを見てるだけでなぜか楽しい(笑)。中でも、人工筋肉っていうのかな、チューブにエアを入力することで伸縮させるアクチュエーターが面白かった。
ところで、その場でアンケートに答えるとXBOX360とかPSPが当たる!ってのがいくつかあったんだけど、当然ながら全滅。あとSuperGTのnismoピット招待券なんてのもあったけど、もしも当たってもアンチ本山としては微妙だ…。
ってな感じに丸1日楽しめたけど、おかげで足腰が…。普段1日中座ったままで仕事してるツケか…。orz