いろんな人の助けを借りて復旧
SKさんにもらった中古ドラシャを、なぜだか近所に来てたara_Rさんに手伝ってもらって、近所の井戸掘り屋さん(?)に鉄パイプを借りて、とりあえず自走可能な状態まで復活。
ドラシャのセンターのナット(30mm)が固すぎて、手持ちのエクステンションに乗っかって上で跳ねてもびくともしないので、近くの自動車修理工場にパイプを借りにいこうとara_Rさんに背中を押されて決心して、向かう途中、もっと近くの井戸工務店(?)の前を通りがかったら、ara_Rさんが「ここのがあるんじゃない?工場だとエアインパクトとかちゃんとした工具でやっちゃいそうだし」と言い出したので、意を決して井戸掘り屋さんに突撃。
すると、奥の畑(自家菜園?)の方におっちゃんがいて、「おー、そこのマンションでよく車いじってるにーちゃんか。鉄パイプもハンマーもいくらでもあるぞ。このパイプでどうだ?」と言って1.2mぐらいの頑丈そうな鉄パイプを快く貸してくれた。
おかげで30mmナットは外れてめでたしめでたし。サンキューおっちゃん!!
さて、右のドラシャはボルトで固定されているので、それさえ緩めれば引っこ抜くのは左より数段楽だった。ただ、そのボルトを受けるステーの輪っかを通してミッションに挿すのにちょっと手間取ったけど。だってドラシャ微妙に重いのにクネクネして方向が定まんないんだもん。おかげでミッションオイル500ccぐらい流出。orz
そんなこんなで、なんとかドラシャ交換完了。ara_Rさんを助手席に乗っけて近所を試走しようとしたら、前回よりは距離伸びた(笑)けど、再びすぐにピットイン。どこか右の方で金属がこすれてるような異音発生。orz
ジャッキアップしてタイヤを回しても音は出ず。タイヤを外して目視してもやっぱり分からん。しいて言えば、ローターのバックプレートの下の方がローターに近い感じ。前回ロアボールジョイントを戻すときに、ぐりぐり押さえて、ちょっと曲げちゃった感じはあったので、ダメ元で曲げなおしてみた。
さて、再度試走。お、いい感じ。さらに試走距離伸びた(爆)。近所をぐるっと一周してみた。うーん、今度は荷重の乗り方によって左側でこすれてる感じ??も一度ピットイン。
うーむ、こっちはローターバックプレートの隙間も問題なさそうだなぁ。ドラシャのダストカバーとナックル側のダストデフレクターのクリアランスかな??マイナスドライバーでこじってちょっと広げてみた。
いざ3度目の試走。おー、異音なし。手術成功ぢゃ!サンキューarakawa_Rさん!!
念のためLUCKで点検してもらって、減ったデフオイルを追加してもらって、オイル漏れもなさそうなので、とりあえずOKでしょうてことで、復活!!
ところで、使ったドラシャはSK号の遺品。3S-FE用のドラシャはデフ側のジョイントがトリポード型という三つ又のローラー式なんだけど、SK号は3S-GEでダブルオフセット型(ボール6個入り)。
なんとなくGEで使われている方が丈夫なんだろうと想像しちゃうけど、ネット上で調べても強度的な違いはよく分からず。トリポードジョイントは厳密には不等速で振動があるとか、ダブルオフセットジョイントはトリポードより摩擦抵抗が大きいとか、そんな感じの情報はあったんだが。WRCで道端でドラシャ交換してるシーンで登場したのはトリポードだったりしたので、強度的にはTJだけど高級なのは等速で振動の少ないDOJって使い分けなのかなーと推測。
あと、カルディナ(4WD)のリアのドラシャが「3S-GTEはTJ・1AZ-FSEはDOJ」って情報や、「レーシングカーでは軽量だからかTJが多い」ってな情報も。
その他、さまよってて見つけたPDF。「よく『ドラシャが折れた』という言葉を聞くけど、実際にシャフト自体がねじ切れるようなことはFF車では起きにくい。」だってさ。ねじ切れたウチの子は一体…!?
お疲れ様でした。
興味深い資料です。勉強になります。
私の場合、ハブ折れで済んでいただけまだ良かった方なのかも・・・(汗)
グレードによって変えてる部品は、
それぞれどういう意味があって変えてるのか、どこかに書いといて欲しいよね。
新型車解説書に結構色々書いてはあるんだけど、
ドラシャについては「それぞれこういうのを使ってます」ってだけで
「なんで」ってのが分かんないんだよなー。
ドラシャのシャフト部分、長さに色んなバリエーションがあっても
いいと思うんだけどねぇ。
治って良かったですね。
あれだけスペース有ればエンジン載せ換えも出来そうですな
一部屋、工作室にすれば??
いやー、助かりました。ありがとうございました。
既に一部屋、倉庫になってます。(;´Д`)
そして、自家用車1台しかないのにそんな重作業やれませんて。(;´Д`)