ミッションO/H延長戦

と言うわけで、またカレンのミッションを下ろして、クラッチハブスリーブをS50のやつに戻すことにした。

ちなみに、前回の反省を踏まえて、BRZと場所を入れ替えてミッションを出し入れしやすくしてみた。

んで、まずはジャッキアップしてメンバーを下ろして、針金でジョウゴを固定して慣らし用のミッションオイルを回収。しかし、クスコのオイル缶は口が小さくてよく見えなくて、2缶ともあふれさせてしまった(笑

ミッションオイルを回収

次にドラシャを引っこ抜こうとしたんだが、いつものようにタガネを当てがってハンマーでどついても助手席側が全然抜けない。しょうがないのでミッションを下ろしてから地上で引っこ抜くことにした。(´・ω・`)

と言うわけで、前回と同じようにエンジンクレーンでエンジンを吊って、配線・配管を引っ張りすぎない程度に下げて、フロアジャッキに荷締めベルトでミッションを括り付けて支えながらミッションを分離。しかし横からミッションを出し入れできるように、と思ったけど、結局エンジンクレーンの足が邪魔で、下に潜り込むのがなかなかしんどい。そして分離のとっかかりを毎回忘れちゃうのでメモっておこう。下の方の穴にマイナスドライバーを突っ込んでこじってやると分離しやすいっぽい。

しかし、ここでアクシデント。

例によってミッションがゴロンと落ちた。しかも結構派手目に、なおかつドラシャの関節に力が掛かるような向きで。さらにオイラの腕に微妙に挟んで。Σ( ̄ロ ̄lll)

腕は半袖だったのでちょっと擦り傷ができた程度で済んだけど、ドラシャ大丈夫かな。せっかく結構きれいなリビルト品だったのに…。

ともかく、地上に降りたミッションからドラシャを引っこ抜こうとしたんだが、地上でタガネで引っ叩いてみても全然抜けねえ!ヽ(*`Д´)ノ

うーん、デフが新品だから、スナップリングの通り道のエッジが立ってるのかなぁ…。

このまま同じことを繰り返しててもドラシャのケースが傷んでいくだけなので、何か別の方法はないかと考えて、バール(大)をテコの原理で当てがってやったら、思いのほか簡単に抜けてきた。(゚∀゚)

毎回この方法が使えりゃいいんだけど、テコの支点にしたのは遮熱版を取り付ける台座。車載状態じゃ絶対使えない…。下から同じように支点にできるような治具を作れないかなあ。それ言ったらミッションジャッキのようにミッションをちゃんと支えられるものが欲しい!

まあとにかく、土曜のうちにミッションを下ろすことに成功。掃除とかが不要なら、1日でここまで来れるようだ。

そして日曜、リビングからの眺めがいつもと違う(笑

今日もチャッチャと作業を進める。ケース1段目を開けて5速を外し、ケース2段目を開ける。しかしここでもうっかりミス。クラッチハウジング側のボルト2本を外し忘れて、ケースが開かねーヽ(*`Д´)ノとかやってた。この凡ミス何回目だ…。orz

まあとにかく、前回と同じように油圧プレスとベアリングセパレーターを駆使してアウトプットシャフトを2速までバラして、S54ハブスリーブを外し(中に入ってる3つの金属片(シンクロ何とかキー)が散らばったりしたけど)、S50ハブスリーブを装着して各ギヤをもう一度圧入。

インプットシャフト・アウトプットシャフト・シフトフォークをケースに突き立てるところで、ちょっとミスってアウトプットシャフトをゴトンと落としたりもしたけど、リバースの玉っころに注意しながら突き立てて、ケース2段目を閉じて、ついでなのでデフのサイドのシムを手持ちの中で一番厚いやつにしてやった。

回転抵抗は増すかもしれないけど、ちょっとでもプレロード掛けて、デフの軸がブレないようにと思って。面倒なのでプレロードの計測はしてないけど(笑)。

そして5速を27mmソケットとハンマーで叩き込んで(例によってシンクロが何度もバラけちゃってタイムロスしながら)、逆ネジのナットも新調した逆ネジ対応トルクレンチで締め込んで、ケース1段目を閉じる。

ちなみにそのトルクレンチ、ロックリング式のヤツを使うのは初めてだったんだけど、結構使いやすかった。25Nmから測れるので、ケースの12mmボルトもこいつで締めてやった。あとは耐久性だな。

そんな感じで2日間でミッションを閉じるところまで完了。来週末で復活できるかなあ。3速→2速の入りにくさ、直るといいけど…。

たぽ
  • たぽ
  • カレン(ST206 3S-GE VVT-i)、BRZ(ZC6 RAエアコン有)でサーキットを走ってます。
    クルマ弄りは基本的にDIY。そのため(?)にガレージ付きの家建てました。

    数年前から登山にも目覚め、時々アウトドアな日記・動画もアップしてます。

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