/proc/…/entropy_availが256

今まで気にしたこともなかったが、Monitorixでグラフ化し始めたおかげで、自宅サーバのOSバージョンアップ(厳密にはカーネルのバージョンアップ)を境にエントロピーが低下してたことに気付いた。

エントロピーって何ぞや?暗号化がらみだったっけ?と調べてみると、乱数の予測不能性みたいなものだそうな。

なので、暗号化がらみの処理(sshdの起動とかWiFi関連の初期化とか)でエントロピーが不足してると、エントロピーが溜まるまで処理が待たされる、なんてことがあるそうな。

そういえばバージョンアップ以降OS起動時にネットワークがつながるまで1分前後待たされるようになった気がするので、ちょっと対策してみることにした。

現在のエントロピーの値は以下のコマンドで確認できるとのこと。

$ cat /proc/sys/kernel/random/entropy_avail
256

ググって出てくる事例は大抵2,000とか3,000とかで、1,000以下だと少ないと言われてるのに256て…。

ラズパイも絡めて検索するとこんなページが見つかって、ドライバを入れれば解決するみたいなんだが、どうも最新の6.1カーネル(ラズパイ用)には該当のドライバがそもそも見当たらない。

どうすりゃいいんだろうなー、カーネルコンパイルとか今更めんどくさいんだけどなー、と思いつつ、英語情報にも目を通していったら、何のことはない、kernel 5.17から5.18あたりで大幅な修正があって、256で正常(十分)だそうな。(情報源:ここ経由でたどり着いたReditの投稿)

となると、起動が遅いのは別の理由ってことになるけど、まあそんなに困ってないから放置だな(笑

たぽ
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  • カレン(ST206 3S-GE VVT-i)、BRZ(ZC6 RAエアコン有)でサーキットを走ってます。
    クルマ弄りは基本的にDIY。そのため(?)にガレージ付きの家建てました。

    数年前から登山にも目覚め、時々アウトドアな日記・動画もアップしてます。

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