続 AssistBook に Linux
旧サイトのほうに質問メッセージが来てた.確かに
これ じゃ分からんか….
Vine 2.5 の場合 :
実はインストール自体は,
別の普通のタワー型の PC でひととおりインストールだけ終わらせて, 適切な設定(後述)を済ませた その HDD を Assist Book に乗っける,
という逃げ手を使ったのですよ.
で,その設定というのが,USB がらみの設定.
Vine は標準では murasaki という USB 自動認識用のツール(?)が動いていて,
メジャーな USB デバイスは自動認識してくれるみたいなんだけど,
AssistBook に付属の USB キーボード・マウスは(少なくともそのままでは)
認識できない. ただし,必要なモジュールさえロードしてやればちゃんと使えるので,
- ブート時に murasaki が起動しないようにする
- USB キーボード・マウスのモジュールをロードする
ようにすればよい.具体的には,以下のようにすれば良い.
- /etc/rc?.d/S??murasak を削除
- 起動時に usb-uhci, usbkbd, usbmouse あたりのモジュールをロードする
モジュールのロードは,Vine 流の設定方法が分からなかったので (誰か
教えて ) 以下のような内容の /etc/rc.modules というファイルを作った.
#!/bin/sh modprobe usb-uhci modprobe usbkbd modprobe usbmouse
あと,XFree86 4.2.x は,Xconfigurator の吐く /etc/X11/XF86Config-4 に
PS/2 マウスのエントリしかなくてハマルので
修正.
Debian 3.0 (woody) の場合 :
俺が使った
最小のCD (どれだか忘れた.すまぬ(;_;)) で,
2.4系カーネルとしてインストール すると,デフォルトで USB 関連の必要なモジュールをロードしてくれるので,
そのままキーボードが使えた.
*1ただし,woody の標準の XFree86 は 4.1.x で,AssistBook ではなぜか
フリーズするので,sid から 4.2.x を持ってきて入れるべし!
ところで :
URL 見失ってしまったんだけど,
メーカーサイト から掲示板へのリンクがなくなってしまった.
その掲示板を以前見たときには,個体差もあるけど結構不安定らしく,
安定してるやつもだんだん不安定になってくる,ということがたくさん書き込まれてた.
こいつをサーバとして使うのは無謀なんだろうか….(;_;)
*1: BIOS,LILO の段階では BIOS が PS/2 をエミュレートしてるのか
普通にキーボード使えるけど,
Linux カーネルが立ち上がってモジュールが読み込まれるまでの間は,
キーボードが効かないけど,実害はないのまあいいでしょう.