俺もかつては Windows のカスタマイズに凝ったものだ.
ここで言うカスタマイズというのは,壁紙やアイコンを替えたり,
別のブラウザやメーラーをインストールしたりということ.
しかし,なんども Windows の再インストールを繰り返すうちに,
カスタマイズの方向性が変わっていった.
いかにデータや設定を残して再インストール後に昔の環境を復活させるか.
復活させやすい環境にするか.という観点でカスタマイズしている.
そんなわけで,Windows Update から勝手にダウンロード&インストールできるという理由
*1で,ブラウザは IE,メーラーは OE を使っているんだが,
まがりなりにも Web ページを書いていると,他のブラウザでも確認してみる必要が出てくる.
そこで,VMware 上の Win98 にネスケをインストールしてチェック
*2してたりする.
ところで,最近はいつの間にやらいろんなブラウザができてるんだね.今日のログだけでも
15 36.6% MSIE/5 11 26.8% NATSU-MICAN/3 3 7.3% Cuam Ver0.050bx 3 7.3% TomSoftAntenna/1 3 7.3% Mozilla/4 3 7.3% mayugon/0 2 4.9% MSIE/6 1 2.4% Mozilla/5
とまあ,こんな感じ.
で,ようやく本題に入る.今日 Cuam というブラウザを使ってる人からメッセージがきた.
自作のカウンタ で,検索ロボットからのアクセスと判別されたようだ.
実際にダウンロードしてきて VMware から試してみると,確かにそういうメッセージが出る.
実は,検索ロボットかどうかの判別は自作ではなくて,
$HNS::Status->is_robotという値を流用してるので,
HNS 自体が Cuam をロボットと判別してるということになる.
もしかしたら,新しいバージョンの HNS ではちゃんと判別してくれるのかもしれない.
HNS もゴールデンウィーク中には新しいバージョンに入れ替えるつもりだけど,
とりあえず,この問題は保留ですな.
ついでなので Cuam を軽く触ってみた感想.
まず,Cuam はインストール不要なソフトだったので,つまり,
解凍して適当なディレクトリに放り込んでおけばそのまま動く.
で,ブックマークや履歴は IE のものをそのまま使いまわしているようだ.
また,表示もたぶん IE のレンダリングエンジン(って言うのか?)を組み込んでるようだ.
だから,JavaScript や CSS はたぶん IE 互換ってことになるんだろう.推測だけど.
で,このブラウザの特徴である,タブ切り替え式の複数ドキュメント表示について.
これ,なかなか気に入った.IE やネスケで複数のページを見るときは,
別々のウィドウになるが,そのウィンドウ同士の切り替えは結構面倒だったりする.
タスクバーを使えばいいんだが,たいてい目的のウィンドウをクリックしてアクティブにする.
しかし,ウィンドウがたまたまぴったり重なっていると,切り替えられない.
その点タブだったら,目的のタブをクリックすればいいだけだ.
考えようによっては,IE専用タスクバーがIEにくっついたものとも言えるか.
それから,IE であるリンクを別のウィンドウで開きたいときは,
そのリンクを目的のウィンドウにドラッグ&ドロップするが,Cuam ではどうなるのか?
素直にタブにドラッグ&ドロップするだけでできてしまった.
*3うーん,なかなか快適である.
Office2000 のようにツールバーやメニューのカスタマイズもできるようだ.
基本的に IE と同じで,しかもインストールもいらないというのは大きいなあ.
乗り換えようかな.
ところで,IE がバージョンアップしたらどうなるんだろうか?
*1:当然,フリーのくせに必要な機能が一通り備わっているからというのも大きいが.
*2:ネスケ6も試してみたよ.
一方,最近 Windows Update に IE 6 β版とかがでてきたが,
思わずインストールしたい誘惑に負けそうになったが,なんとか踏みとどまった.
VMware で試してみようかな.
*3:ドラッグ&ドロップ前のページと文字コードが違うと化けてしまうことがあったが.