首振りアルゴリズム

相棒さんがキッチンで暑そうなので、小型のサーキュレーターを買ってみた。ハンズかどこかで見かけて意外とよくできてるな、と思ったやつ。USB充電式で、クリップで固定でき、首振り(45°と75°の2段階切替可)もしてくれる。

しかし、届いたやつを実際に動かしてみたら、首振りがなんか変。首振りをONにすると、最初は動くのになんか端っこの方で引っかかる。

初期不良かなと思って購入店にメールしてみたら、電話がかかってきたりしてちゃんと対応してくれたんだけど、どうも起動時の初期位置によってはそういうことがあるらしいから一度手動で正面に向けてくれ、とかそんな説明。

しかし、正面に向けてみたところであまり改善はせず、その後相棒さんが見出した法則は、首振りONにした最初の1回は必ず向かって左側に向いて引っかかるけど、しばらくすると動くことがあり、動き出せば基本的には45°とか75°とか設定した角度で首を振る。若干動きがぎこちないけど。というもの。

なんだそれ?と思って、さらによーく観察してみると、どうやら最初に一度左に振り切ってキャリブレーションしているように見える。一番左の角度を認識するために、初期位置にかかわらず首振りONから約30秒左に振り続け、その後戻ってきて正面を中心に左右に首振りを始めているようだ。

首振り検証動画

そこで、言われたように正面を向けても改善しないことと、上の動画とともにキャリブレーション疑惑を店にぶつけてみて、初期不良なら交換してほしいけど、これって仕様通りなの?と聞いてみたところ、やはりこういう仕様だったようだ。(´・ω・`)

似たような問い合わせが他にも結構来てるらしくメーカーにも確認しているようだが、メーカーは仕様と認めてる割には頑なに手動で正面向けて首振りONを推奨しているようで、意味が分からん。どこから首振り開始しようがONにして30秒経つまでは絶対に左端にいるのに、首振りONにする前にひと手間かけさせる意味がない。orz

そしてそもそも首振りの角度をいちいち毎回キャリブレーションして電子制御でコントロールしてるのは、完全に無駄な高機能と言わざるを得ない。

首振りの広さを2段階に切り替えられるのは便利なこともあるが、その首振りの中心は必ずしも真正面ではないはずだ。このサイズなら土台ごと向きを変えればいいとも言えるが、クリップで固定する場合は向きが限定されることもあるはずだ。

こんなもの、制御じゃなくて物理的に土台が回転できるようになってるだけで十分なのに。

まあとにかく、こいつはこういうものだと諦めて使うことにした。店頭で触ったときに気付けばよかったんだけどな。モノはイマイチだったけど、お店は丁寧に対応してくれたよ。

たぽ
  • たぽ
  • カレン(ST206 3S-GE VVT-i)、BRZ(ZC6 RAエアコン有)でサーキットを走ってます。
    クルマ弄りは基本的にDIY。そのため(?)にガレージ付きの家建てました。

    数年前から登山にも目覚め、時々アウトドアな日記・動画もアップしてます。

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