自宅サーバのバージョンアップ
今朝はダラダラと10時過ぎに起きたんだけど、何やら9時ごろにNASや自宅サーバが落ちてたような通知が入っていた。
ブレーカーが落ちたわけではないから停電かな?磁気で浮上してるインテリアのムーンライトも落下(笑)してたし。でもあれが落ちるときって、かなりデカい音がするから気付くと思うんだけどなあ。
で、自宅サーバの状況を確認するついでに久しぶりにサーバのメンテをしてたら、いつの間にかDebianがメジャーバージョンアップしてたので、自宅サーバのRaspbianのバージョンアップをしてやった。
すんなりいくかと思ったら、PHP関連の環境が変わってたらしく、一時、本家ブログが立ち上がらなくなっていた。
/var/log/apache2/error.logのメッセージでググったら、そのものズバリの事例があったので、この辺のマネをして設定を修正してやったら復活した。やれやれ。
主な修正点
- .htaccessからphp_valueをコメントアウト
- .htaccessに.user.iniを読み込む設定を追加
- .user.iniを以下の内容で作成
post_max_size 50M
upload_max_filesize 30M
そんな感じでマイナートラブルを解決して、最後に一応リブートしてみたら、そこからまたドツボにはまってしまった。今度はネットワークに接続できなくなった。orz
結論から言うと、問題は2点。
- eth0, eth1のようなネットワークデバイス名が使えなくなって、enx****(****はMACアドレス)のような長い名前になっていた。
- USB接続のLANポートのドライバがエラーになっていた。
前者は、セキュリティ対策らしいが、コピペしづらいコンソール環境では地味に面倒だった。とは言え、 /etc/network/interfaces を修正するだけなので、気付けば簡単なことだった。(dmesgには”eth0″ってキーワードが出てくるので、うまいこと設定すれば旧方式(eth0とか)でも使えるのかもしれんが、MACアドレス式で突っ走ることにした。
後者は、dmesgに
[ *********] r8169 0000:02:00.0: firmware: failed to load rtl_nic/rtl8168d-1.fw (-2)
[ *********] r8169 0000:02:00.0: Direct firmware load for rtl_nic/rtl8168d-1.fw failed with error -2
みたいなメッセージが出てて、ググったら似たような症状のページが結構出てきたんだけど(こことかこことか)、ドライバをインストールすればOKみたいな話になってるが、ウチの場合ドライバ自体は入ってる。
Raspbian自体のアップグレードの過程で、ドライバ(firmware-realtek)の更新が保留状態なのかなとも思ったけど、Raspbian的には最新になっているようだ(2022/5/5時点で”1:20190114-2+r”というバージョンだった)。
しかし、Debianのパッケージのページを見てみたら、”20210315-3″というのが最新安定板になっていた。
そのまま使えるかちょっと不安だったけど、アーキテクチャはallになっているので、ダウンロードしてインストールしてやったら無事に動くようになった。
ただし、バージョン文字列が”20210315-3″の方が古いという扱いをされてしまって、インストール時にワーニングが出るし、aptitudeなどでアップデートを掛けようとすると”1:20190114-2+r”で上書きしようとするので、ホールドしてやる必要があった。バージョン文字列の順序はどういう判定ロジックになってるんだろうか…。
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