2日目:SkySQL社, Monty Program社 訪問
今日(の午前中)は仕事。MySQLの開発者MontyさんがMariaDB開発のために設立したMonty Program社と、MySQLやMariaDBのサポートをしているSkySQL社を訪問した。
ちなみにMySQLは超有名なオープンソースのデータベースシステムで、このブログシステムの裏でも使ってる。しかし商用DBのOracle社に間接的に買収されてしまって、先行きが不透明なので、Montyさん自ら本家MySQLから分家して生まれたのがMariaDBだそうな。この辺の詳しい話が知りたい人は勝手にググッてくれ。
で、Montyさん(彼もMariaDB開発会社のCEO)とSkySQLのCEOがわざわざ俺たちの相手をしてくれたのだが、正直、お遊び気分だった俺たちは恐縮してしまった。
「御社ではまだMySQLなどは利用されてないんですよね?」という問いに「ウチの自宅サーバで使ってるよ」と反応してみたけど、世界中で使われてるMySQLを作ってる人から見たら、( ´_ゝ`)ふーんって感じかな。
エンジニアとしては、オープンソースという開発スタイルには共感できるし一種の憧れみたいなものがあるけど、仕事で使うとなると、ウチの会社や客(親会社)は、トラブル時に責任を取らせる会社がないオープンソースはなかなか使いたがらないんだよね。コスト低減には異様に執着するくせに。
「大企業のIT部門よりは、営業・宣伝部門みたいなとこがパパッと立ち上げるWebシステムなんかには相性がいい。そういうところから導入して広めていくのがいいのでは?」と彼ら自身も言っていので、今俺たちのいるような部署ではやっぱり難しいのかもな。
そんな感じで、その筋では世界クラスの人たちとの会話なので、彼らからするとレベルが合わねーなー、とか思ってたかもしれないが、ビュッフェスタイルのランチの後、フィンランド式にもてなしてくれた。
サルミアッキの酒だ。
サルミアッキというのは、探偵ナイトスクープで「世界一まずい飴」として紹介されたこともある食い物で、昨日ホテルの近くのスーパーで小さめのヤツをいくつか買ったんだが、怖くてまだ食べてなかったのだ。
それの酒バージョンを先に口にすることになったのだが、これは強烈だわ。Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
俺、ゲテモノ耐性は結構強い方だと思うんだが、これはスゴイ。これは食べ物の味じゃないと思うんだが…。こんなのがフィンランドでは子供に大人気(酒じゃなくて飴の方ね)だと言うんだから恐ろしい。
とりあえず飴の方は元々職場へのお土産にするつもりだったが、絶対余ると思うので、今後会った人にももれなく1粒進呈することにしよう。
以前、下関ドライブでフグ雑炊ドロップを職場の土産にして以来、なぜかまずい飴を送り合うという変な流れを職場に作ってしまったんだが、そのふぐ雑炊を超えるモノはまだなかったんだけど、ついに超えてしまったのでは!?
さてその後、MySQL社を出発して、ガイドさんの案内で観光スポットをめぐり、晩飯にラップランド料理を食って、ホテルに戻った。
ところで今日のガイドさん、昨日とはまた別の人なんだけど、彼も日本語ペラペラ。彼のおかげで英語のしょぼい俺たちでもMontyさんたちとちゃんと会話ができた。Kiitos!!


