何人かに相談してみたけど、皆さん口をそろえて「200馬力程度でツインプレートのクラッチなんていらんでしょ」「ミッションドッキング時にちょっとでもクラッチに荷重がかかるとすぐ曲がる」「クリアランスがめちゃシビア(0.2mmとか)だからちょっとでも曲がると引きずってクラッチ切れなくなる」とダメ出しの嵐。(´・ω・`)

クラッチのマスターシリンダーやレリーズシリンダーを新品orオーバーホールして油圧系をリフレッシュすればあるいは、と言う淡い期待はあるけど、まあきっとまたクラッチ開けることになるんだろうな…。(´=ω=`)

そんな訳で、普通のシングルのクラッチに出戻る可能性が高そうなんだけど、さすがにホイホイ新品を買うほど裕福ではないので、手持ちの部品たちをちゃんと確認してみることにした。

今カレンに付いてるOS技研のツインプレートは次回開けた時に改めて重量など測ることにして、それ以外の在庫品は以下の通り(BRZの純正フラホ・クラッチ・カバーも温存してたと思うけどそれは省略)。

上段がSW20の赤ヘッドに付いてきた(多分)純正品、下段がこの前まで使ってたやつ。

赤ヘッド純正のやつは、錆は結構ひどいけど物自体は意外と摩耗してない。クラッチは3枚中一番厚いし、クラッチカバーもクラッチと摩擦する面がまだレコード盤状(摩耗してデコボコしてるわけではなく、機械加工の跡が残ってる感じ)だった。レリーズベアリングと接するところは少し削れてるけど、下段のと比べたら全然マシ。

下段のこの前まで使ってた方は、やはりクラッチカバーのベアリングと接するところの摩耗がヤバい。フライホイール(クロモリ)はキレイなのでまだまだ使えそう。3S-FE時代からなのでかなり長期間酷使してるはずだけど、まあそんなに痛むものでもないのかな。

2つあるクラッチは、この前まで使ってたやつと、その前に使ってたやつ。新品時点の厚さが分からんけど、摩擦材の厚さはまだ十分残ってるように見える。そして古い方のがキレイだけど古い方のが微妙に薄くなってた。

と言うわけで、節約するとしたら、軽量フラホ＋SW20純正クラッチ＆カバーの組み合わせかな。

ちなみに、3S-GE(横置き)の社外クラッチ・フラホは、改めて調べてみたら意外と見当たらない。ORCもEXEDYも扱ってない。アルテッツァ用とかターボ用とかしかない。(´・ω・`)

OS技研は色々種類があるけど、今付けてるやつと同じように、フラホとセットのやつ。

フラホ単体(純正と互換性のある形状)だと、今付けてるJUNが重量違いで3種類ぐらい出してるっぽいってのと、戸田も軽量なのを出してるようだ。まだ作ってるかどうかは不明だが。

そうなると、廃番の進んだ現在では、OS技研どっぷりで行くか、フラホだけ軽量にしてクラッチ・カバーは純正、の大きく2パターンしかなさそうだ。

以下、メーカーサイトの情報(JUN①②、戸田レーシング)とウチで測定したもの(太字)のまとめ。

それから、BRZの方のデフオイルも交換。ヒーターで温めてから流し込んだけど、なかなか入っていかなくて時間がかかった。

デフの効き、復活するといいけどなあ。鉄粉はそこまで付いてなかったので、まだそんなに摩耗はしてないと思うけど。カレンの鉄粉が凄すぎるだけで、こいつも普通よりは多いのかな(汗