衝動的に無線 LAN 導入
妹が EPSON DIRECT でノートPC を買った.
それをネットワークにつなぐためのLANケーブルを買ってきてと言われたので,試しに,
「どうせなら無線LANなんてどうかね?出資してくれるんだったら運用は任せてくれ」
と言ってみたら,「3万までなら出す」ということになったので,
事前調査なしで物色.
*1
どうやら売れ筋は,DHCPクライアント/サーバ内蔵・IPマスカレード機能付きの
ワイヤレスルータ(って言うのか?)みたいなやつのようだが,
そういうのはアクセスポイントとPCカードあわせると5-6万する.
わが家は Linux が常時起動してるのでただのアンテナだけでいいのだ.
そういう条件にマッチしたのが
I/O DATA の AirPort シリーズ というやつだ.こいつはアクセスポイントが 2万強,PCカードが \8,800 だった.
会社のノートPC兼前からあるノートPC用としてPCカードをもう1枚買って,合計約4万.
ちょっと予算オーバーだがまあいいや.そういえばこの
アクセスポイント(WN-B11/AXP) ,パッケージには “10BASE-T/100BASE-TX対応” とは書かれてるけど,
実際にどういう端子がついてるのかまったく書いてなくて,店員さんも分からなくて,
結局箱を開けて確認する羽目になった.
まあ,予想通り 10BASE-T/100BASE-TX のジャックがひとつついてたんだけど.
さて,家に帰ってさっそく試してみたが,結論としては,場所によっては電波がやや弱いが
それでも家の中ならどこでも 11Mbps で通信できてるようだ.
設定自体はそんなに問題はなかったが,ちょっと引っかかったのは,PCカード側のドライバ.
カードを挿す前にドライバFDの Setup.exe を実行して,
ドライバを先にコピーしておくという点と,暗号化の設定.
ドライバの方はともかくとして,暗号化の設定はマニュアルを見ないと分からなかった(;_;).
ちょっと悔しいな.どういうことかというと,
まずアクセスポイント側にキーワードを覚えさせるようなんだが,
ほんとはキーワードを入力して
そのキーワードから暗号化キー(16進)を生成しなければいけない.
さらにPCカード側でも,キーワードを入力するところがあるが,
それは暗号化キーを生成するところであって,すでに設定されてるキーに合わせるには,
さっきの暗号化キーを入力しなければいけないのだ.
もうひとつおや?と思ったのは,暗号強度のビット数が,アクセスポイント側は 40bit
なのに対して,PCカード側は 64bit となっている点.それでいいのか!?
*2それから,メーカーのFAQコーナーを見たら,
Win2kでは普通に通信するのにもAdmin権限が必要で,それについて「
仕様です 」
と言ってるのが気になった.
たしかに CD-R ライティングソフトも Admin 権限が必要なものがあるので,
なんとなく理解はできるが,B’s Recorder はいつのバージョンからか Admin 権限が
なくても焼けるようになってるので,かわす方法はあるはずなんだと思うんだけど….
通信するために Admin 権限がいるってのはちょっといただけないなあ.
まあ,今のところうちでこれを使ってるPCはみんな Win9X 系だから問題ないから
いいんだけど.
*1:その話が出た時点ですでに出かけてた.
*2:128bitという項目もあるがマニュアルによるとまだ使えないらしい.