△第3ラウンド:雌型製作
過去のFRP工作はみんな雌型なしの1点モノだったが、今回は雌型に挑戦してみる。とは言え、小物なので型用ゲルコートを別で買っても使い切れないので、普通のゲルコートを使用。
まずはマスター型を土台(カーボンドアが届いた時の厚紙製枠を適当に組み立てた)に固定。ただし、片方既に反っちゃってるので、割り箸を貼り付けてちょっとでも矯正。


あと、土台との隙間をマスキングテープで適当にふさいだけど、これはイマイチだった。製品部分ではないけど微妙な段差ができちゃったりPVAが剥がしづらかったり…。後で出てくるけど、ホットボンドでふさげばよかったのかな。
PVAはスプレー式のを使ってみた。どれぐらい塗ればいいのか手探り…。
で、ゲルコート(ノンパラ)を塗って硬化させ、ガラスクロス→ガラスマット→ガラスクロスの3層で積層してみた。


しかし、割と平坦な形状だからグラスマットはほぐさなくても大丈夫と思ったのが間違い。段差の部分でマットが浮いちゃって脱泡しきれない…。型は重量関係ないんだから、もっと樹脂でタプタプにしてやればよかった。_| ̄|○
後悔しても手遅れなので前進あるのみ。硬化を待って引っぺがす!マスター型がくっ付いてきちゃうのはご愛敬。雌型をひねったり隙間にヘラを突っ込んだりしてベリベリっと型を分離して、PVAを剥がす。



しかしPVAが剥がれない…。_| ̄|○
製品部分はツルンとしてたからか割と簡単に剥がれたんだけど、周囲の雑な部分が全然剥がれん。養生テープやマスキングテープの表面粗さのせいか、スプレーが薄かったのか、はたまたスプレー式は何か成分が違うのか、とにかく全然剥がれん。
しょうがないからサンドペーパーで削ってみた。
そしたら、気泡が開通してしまった。_| ̄|○
このまま製品を製作したら、気泡が出っ張りとして製品に転写されちゃうけど削ればいいか、と思ったんだけど、雌型製作の情報を漁ってた時に、分割型のフランジを立てるのにホットボンドが便利と言うネタを見つけて、じゃあパテ代わりに穴埋めにも使えるんじゃないかと思って、ダメ元で試してみた。


穴にホットボンドを流し込んで、その表面をはんだごてで均す。本来であればパテ埋め後に削って平らにするところだけど、幸い製品部分はほとんど穴がなく、穴の大半は外のフランジ部分なので大雑把に埋めてやった。
はてさて、どうなることやら。。。