VW車は弄りづらい…(´・ω・`)

N竹邸ガレージ

今日は、サークルメンバーのN竹氏が最近買った車の足回りをいじる(サス交換)ってことで、見物に行ってきた。人んち訪問するのは久しぶりー(笑

しかし、例によって見物では済まされず、一緒に見物に行ったW君と俺と、N竹長男の4人がかりで必死こいて左フロント1本を交換するだけで夜までかかってしまった。

なんつーか、欧州車は、整備性と言うか弄ることを想定した作りにはなってないということか…?

まず、アッパーマウントがナット1本で固定されてるけど、スタビリンクのナットみたいに、ショックから生えてるボルトの軸に6角の穴が開いていて、六角を固定しながらナットを回さないといけなくて、サイズも特殊なので、なんか専用工具のセットが準備されてた。

しかし、アッパーマウントはかなりバルクヘッド寄りにあるんだけど、その上にご丁寧に樹脂でカバーがしてあって、それがよりによってワイパー根元のカバーと一体になっていて簡単には外せない。しょうがないのでカバーをめくりながらトップのナットを回すんだけど、カバーが邪魔で上の専用工具が使えない。

なので、結局普通の六角とメガネで、隙間でガチャガチャ…。

次の難関はストラットの下側。俺が普段触る車(ST系やBRZなど)みたいに2本のボルトでナックル(ハブキャリア)と固定するんじゃなくて、筒状の取り付け部の割れ目で締め付けるタイプ。

組付け誤差は生じにくいだろうし、組付け剛性も確保しやすいんだろうけど、これはしんどいわ。欧州車には整備性や社外品に交換って概念はないのか…。太いダンパーにすることもできないだろうし…。

筒状の組付け部

で、作業の方は、割れ目を広げる工具もあって、取り外しは何とかなったけど、新しいショックを差し込むのが超難航。角度が合わなかったり、割れ目を広げる工具が飛んでったり、で全然入らん。

と言うわけで、サス交換するだけのために、ドライブシャフトをハブから抜いたり、そのためにロアアームとロアボールジョイントを切り離したり…。

最初は中途半端に外しただけで無理やりショックの下側を差し込もうとしたけど、ドラシャやロワアームが邪魔して、ちょうどいい角度にならない。しょうがないので一度ちゃんと分離しようとしたら、中途半端にドラシャが抜けた状態でグイグイ荷重をかけてたせいで、ドラシャとハブのスプラインが噛みこんじゃって抜けない…。

みんなで知恵をひねってあれこれ試したけど、正解は、ドラシャのアウターケース(?)を横からゴムハンマーでこづいてやったら外れた。

で、ナックル全体をちょっとずつ角度を変えながら持ち上げていったら、ようやく奥まで入った。┐(´д`)┌ヤレヤレ

ここまで来たらあとはドラシャを差し込みながらロアアームをつなぐだけ、と思ったら、今度はドラシャが奥まで(というか先端のネジ山がナットにかかるとこまで)刺さらない。さっき中途半端状態で引っかかってた時に、スプラインが変形してしまったのだろうか。orz

結局もう一度ロアボールジョイントを外して、色々たたいたり引っ張ったりして長男がドラシャの先端を確保!

そんなこんなで暗くなるころにようやく1本目の交換が完了。大家族のN竹邸で晩御飯をごちそうになり、今日はここで解散!いやはや、明日はN竹親子2人だけでどこまでやれるかな?(・∀・)ニヤニヤ

ていうか、俺が見物するだけのつもりのクルマいじりはどうしていつもこんなに面倒くさいことになるんだ??

たぽ
  • たぽ
  • カレン(ST206 3S-GE VVT-i)、BRZ(ZC6 RAエアコン有)でサーキットを走ってます。
    クルマ弄りは基本的にDIY。そのため(?)にガレージ付きの家建てました。

    数年前から登山にも目覚め、時々アウトドアな日記・動画もアップしてます。

1件のピンバック

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください