ST20系エンジンマウントあれこれ
デフが最近バキバキなせいか、エンジンの揺れ、つまりエンジンマウントのヘタリが気になってきた。近々ミッションのオーバーホールをする予定なので、エンジンマウントも手を入れることにした。
まずは新品が手に入るかどうかだが、ずいぶん前に廃番になったとかって情報を見た気がする。
しかし、モノタロウでは一応注文できるようなので、ダメ元で前後左右ひと通りポチってみた。
すると、リヤ側は後期ST202 MT用(12371-74411)が手に入ったけど、それ以外はやはりほとんど廃番で、フロント側が前期AT用(12361-74410)がかろうじて買えた、って状況。
で、どうせならヤフオクで良く売ってる「エンジンマウント強化剤」で固めてやることにした。これまで何回かコーキング剤で貧乏チューン(①②)してたけど、耐久性も硬度もイマイチだったので、ちゃんと(?)したやつを試してみたかったのだ。
と言うわけで、久しぶりのヤフオクでポチったのは硬度80というやつ。60~90まで5刻みで硬さが選べたので硬めのヤツ。一瞬MAX 90にしてやろうかとも思ったけど、ちょっと腰が引けて80(笑
そういえば、古いエンジンマウント(コーキング剤で強化したつもりの残骸)が1セット残してあった。

こいつもコーキング剤を引っぺがして、強化剤で固めてやることにした。
が、コーキング剤を剝がすのはかなり面倒だった。ラジオペンチで引きちぎったり、カッターで切り取ったり、ヤスリでもんでみたり、シンナーで拭いてみたり…。
そんなこんなで発掘した古マウントは、AT用のマウントとはゴムの形状が全然違ってた。

AT用の隙間のビラビラもカッターで切り取って、強化剤に付属のアルミテープでマスキング。

そしてA液・B液を同量計量して混ぜ混ぜして、エンジンマウントの隙間に流し込む。
タイムラプスのスピードが早すぎてあっという間でよく分からないけど、結構大変だった。マスキングが甘くて、気が付いたら下から垂れていて、それを処置しようとして持ち上げたら、うっかり傾けてしまって上からダバァしたり…。
多少手についてもそれほどベタ付かないな、なんて思ってたら、硬化が始まったらちゃんとネチャネチャになって、シンナーで拭ったりアセトンで掃除したり…。うむ、アセトン最強(笑)。最強すぎて作業台の天板の文字のプリントまでびやーっと延びてしまった。

さて、と言うわけで、強化マウントが2セットできてしまったが、出番あるかな。ま、キープしておいて、1セット目がヘタったら投入、かな。
そして、強化剤もまだ半分以上残ってが、これもどうしようかな(笑)。ミッションオーバーホール中に左右のマウントに流し込んでやろうかな。でも、そもそもそれができる構造なのかな?右(運転席側)の円柱縦型は液封っぽいが…。
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