純正ドアの分解
実は我が家にはスペアのドアがもう1組ストックされている。1号機を廃車にしたときに、1号機のドアを2号機に移植して(キーは気分的に1号機のを使いたかったため)、2号機のドアはスペアとして温存しておいたのだ。
カーボンドアにドアに付随する色んな部品を移植する必要があるが、今回はスペアの方から移植することにした(ドアハンドル(鍵穴)を除く)。窓やミラーのモーター類・配線類が生きてることを確認するのを兼ねて。
で、純正ドアから色んな部品を取り外すのは、車体に付いてる状態のがやりやすいので(特に窓ガラス)、今ついてるドア(1号機)をいったん外してスペア(2号機)のドアを付け直すという手間をかける必要がある。
あ、その前に、1号機のドアハンドルを鍵穴ごと摘出しておく(笑
てなことをやっていると、室内がドアだらけで収拾が付かなくなってくる(汗
ちなみに、ドアハンドルを外すのも最初はドキドキ。
ロッドが刺さってる樹脂部品がここだけ引っかかるようになってて、このまま強引に行ったら割れちゃうんじゃないかと心配したけど、念のためドライヤーで温めてラジオペンチでつまんでやったら意外とあっさり抜けた。


しかし、ウェザーストリップのクリップはパキパキ折れてしまった。ウェザーストリップを横に引っ張ってクリップはドア側に残したままにして、後からクリップを外すのが正解だったようだ。幸いまだ互換品が手に入るようなのでポチっておこう。
ところで、すっかり忘れてたけど純正ドアってブチルテープでビニールシートが貼ってあるので、こいつを剥がさないと具が取れない。ドライヤーで温めながらビニールを引っ張ると、ビニール自体も延びちゃうけどブチルゴムも一応剥がれる(整備書には「ドアかビニールどちらかにブチルゴムが残るように」とあるけど細かいことは気にしないw)。
あと、社外スピーカーが付いてたけどこいつらも作業の邪魔だから撤去。もしかして売れたりするかなあ。ST20系の無駄に直径の大きい純正スピーカーにフィットする奴じゃないと売れんかw
そして、ガラスの根元のナットがサービスホールの位置に来るようにガラスを動かして、ナット3つ外して窓ガラスを摘出。ストッパーを外したりドア外側のモールにグリスが付かないように養生したりとか、こまごました作業が色々あったけど省略w





で、ドアのモーター(レギュレーター)も知恵の輪しながら摘出。
知恵の輪と言えば、ドアミラーの土台の三角やドアロックもなかなか。三角のはそのまま真上には引き抜けなくて、90度ひねりを加えてやったら抜けた。ドアロックの方はトルクスネジで固定されてたけど、たまたま手持ちの工具セット(DIYを始めたころに買ったホムセンの工具セット)にサイズの合うヤツが入ってて命拾い。捨てなくてよかったw



最後にハーネスを摘出するんだけど、スピーカー周辺にネジ止めされてるクリップ2カ所が非常に固くて難攻。裏に手は入るが、爪で引っ掛けてるわけではなく、ネジで樹脂を押し広げて固定してるので、ネジを抜いても樹脂の広がりが戻らず、ペンチでつまんでも全然抜けない。
金属製の内装剥がしで強引に引っこ抜いたら、片方は抜けたけどもう片方は折れてしまった。そして鉄板が曲がったw。まあ、カーボンは板厚も違ってクリップが再利用できるとは限らんから細かいことは気にしないことにする。




それから、たくさんある樹脂のネジ受け(主に黄色いヤツ)も抜けない。特に内装パネルの下側とヒンジ側を留めるところ。しょうがないのでこれも互換品をポチることにした。
そんなこんなでようやく純正ドア1枚目の分解が終了~。