Brembo F50キャリパーO/H

暑さと黒柴の世話を理由に、部品がそろってからも半年ぐらい放置してたが、○ヨタカレンダーにしては珍しく世間と足並みをそろえた3連休に、カレンのキャリパー(F50 Brembo)のオーバーホールをした。

振り返ってみたら、装着してから既に11年経過。BRZとの2台体制で走行距離が延びるペースはだいぶゆっくりだけど、動かすときは大抵サーキット走行でシバキ続けてるので当然劣化は進んでいた。

ブレンボ純正のO/Hキット(ダストブーツやオイルシールなどのゴム部品セット)は無駄に高いので、F40の時も日産(R33, R34 GT-Rの純正ブレンボ用)のを流用をしたけど、F50はピストン径が違うので2種類のオーバーホールキットを組み合わせて使うそうな。※情報源

  • F50 Bremboのピストン径はΦ44+Φ40
  • AY600-NS057:GT-R(32, 33, 34, 35), Z33, ステージア フロント用(Φ44+Φ38) ※F40でも使ったヤツ
  • AY620-NS032:GT-R(32, 33, 34, 35), Z33, ステージア リヤ用(Φ40)

フロント用の小径の方は余っちゃうんだけど、必要な分だけバラで買うよりも、ブレンボ純正よりも、オーバーホールキット2つ買った方が安いっぽい。

あと、ブレーキラインも新調することにした。1号機で使ってたTOM’Sのやつ(一度折れたドラシャに巻き込まれて痛んでそうだったから交換したけど、1号機の部品盗難時にぶった切られたので、予備として温存していたのを2号機載せ替え時に復活させたw)を長年再利用してたけど、キャリパーを外すこの機会に予防交換。

キャリパーのO/H作業自体は何度かやったことあるんだけど、10年放置してたボルトが固着してたり、久しぶりで手際が悪かったりで、結局3日使ってもフロント側のオーバーホールとブレーキライン交換までしか終わらなかった。_| ̄|○

しかし、上の画像の右端のラインストッパー(モノタロウの株主優待でGET!w)はとても役に立った。手際が悪くてキャリパーを外したまま一晩放置する羽目にもなったんだけど、ちゃんと漏れずに止めててくれた。

ちなみに、フレアナット側をふさぐヤツがサイズ違いで3種類もあったけど、バンジョーボルト側をふさぐヤツだけを使用。フレアナット側はステーが邪魔でつまめないと思うけどなあ。他メーカーは違うのかな?

それにしても、ピストンを抜くのに毎回苦労する。

エアガンで吹けばいいってのをよく見かけるんだけど、依然やった時はノズル先端とキャリパーに隙間ができちゃってうまく圧が掛からなくて、今回ダメ元でやってみたら圧が掛かったのはいいけど、エアインパクトを使うような圧MAXのままやっちゃったもんだから、ピストンが凄い勢いで発射されて焦った。

で、ピストン2本はエアで抜けたけど残りの2本がどうにも抜けてこない。というか抜けやすい2本を押さえておくことができない。。

試しにクニペックスのプライヤーレンチでつまんでみたら、あっさり抜けた。(´・ω・`)

なので、もう片方のキャリパーはエアは使わず最初からクニペックスで挑戦したんだけど、こっちは全然抜けない・・・。無理やり頑張って抜いたら、ピストン先端が傷だらけになって表面処理(アルマイト?)が剥げてしまった。_| ̄|○

オイルシールとの接触面(円筒側面)には傷はないはず!と言い聞かせてw、組立て&組付け完了!

APPのブレーキホースは、ダンパーへの取り付けブラケットがホースには固定されておらずスライドできるので、従来はダンパーへの固定はタイラップ止めだったんだけど、無事にボルト止めできるようになった。

ただ、助手席側は運転席側に比べてホースの曲がりがきつい感じで、よく見たらダンパーのブラケットが曲がっているようだった。しかし、どこをどう曲げたら適切な角度になるのかよく分からなかったので、とりあえずそのまま装着。

あと、今回ブレーキパッドはHC-CSにしてみた。長年HC+を使ってきたけど初期制動が強すぎる気がするので。

てなところで、3連休の作業はここまで。リアのホース交換はまた来週!

・・・片付けの途中で、これを使えばエアでピストン簡単に抜けるんじゃ?ってものを思いついた。なぜこれを作業前や作業中に思いつかなかったのか…。_| ̄|○

たぽ
  • たぽ
  • カレン(ST206 3S-GE VVT-i)、BRZ(ZC6 RAエアコン有)でサーキットを走ってます。
    クルマ弄りは基本的にDIY。そのため(?)にガレージ付きの家建てました。

    数年前から登山にも目覚め、時々アウトドアな日記・動画もアップしてます。

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