立山黒部アルペンルート?の旅
今年の盆休みは立山と黒部ダムに行ってきた。
立山~黒部ダムというと、その周辺はマイカー乗り入れ禁止で、その代わり立山黒部アルペンルートと言うのがあって、色んな乗り物で富山側から長野側まで一筆書きできるんだけど、立山と黒部ダムの間の運賃がやけに高い。
ウチの場合、ふもとまではマイカーで行くので、往復して戻ってこないといけないので、これはちょっと高すぎる(汗)。
なので、前半は富山側に車を停めてケーブルカー&バスで登って、室堂で1泊(高地順応w)してから次の日に立山登山。そして同じルートで下山して富山市内で1泊。さらに次の日に、車で長野側に回りこんで黒部ダム見物、というプラン。
自宅から富山側(立山駅駐車場)まで4時間弱、長野側(扇沢駐車場)から自宅まで約3時間かかるんだけど、立山駅~扇沢も3時間ぐらい掛かるという…(笑
ともかくまずは立山駅からケーブルカーに乗車。なかなかの傾斜のケーブルカーだ。そして中途半端な時間(14時前)だからか、結構ガラガラ。エアコンは付いてないが、窓から入る風が気持ちいい。

そして10分もしないうちに標高差500mぐらい登って、美女平駅に到着。ここからはバス。
天気がよければ景色もよさそうなんだが、この日はあいにくガスガスで何も見えん。本来滝が見えたりするようなスポットでは、バスを停めて撮影タイムとかのサービスがあるようだが、この日はアナウンスだけでスルー。
そんな感じで天候は微妙だが、弥陀ヶ原で途中下車。

バス停に、ボランティアのガイドさんがいて声を掛けられたので、たまたま近くにいた2人と一緒に案内してもらうことにした。
雨は降ってないんだが、とりあえず霧…。時々霧が晴れると、意外と広い湿原が目の前に広がる。

ガイドしてもらったのは初めてで、高山植物を色々紹介してもらえたのは良かったんだけど、なんというか、トークの間合いが独特で、微妙な空気が漂っていたよ(笑

モウセンゴケって理科の教科書か何かに載ってたのを覚えてるけど、本物って初めて見た。ベトベトしとった。
そんな弥陀ヶ原は、標高1,930m。相棒さんは息切れしとった(笑

さて、再びバスに乗って、乗り物で登れる最高点、標高2,450mの室堂へ。バスターミナル周辺には、池があったり山荘が点在してたりで、高原の避暑地って感じなんだが、やっぱり霧に包まれてて、広々感はないけれど、幻想的な感じではある。

そしてこちらが今回1泊する室堂山荘。バスターミナルから10分弱、上の画像のようにゆるい坂の上にあるんだが、相棒さん既に息も絶え絶え(笑

何とか室堂山荘に到着して、チェックインを済ませてひと休み。初の山小屋泊ではあるけれど、前日に個室の予約が取れたし、電気や風呂もあって設備充実。前に泊まった山梨の旅館よりむしろ快適(爆
晩メシまでの合間に、みくりが池の周りを散歩してみた。詳細はYAMAP参照。

晩メシはうっかり撮影忘れ。せっかく山での初の晩メシだったんだが…。ご飯オカワリ自由だった。
食後にふと窓の外を見ると、夕日というか残照に照らされた山がなんかきれい。

風呂に向かう途中、さっきとは逆方向の窓を見てみたら、夕焼けのグラデーションが綺麗!

そして辺りが闇に包まれてから、ちょっと外に出てみると、満天の星空!スマホでは撮れんかった。orz
山荘の明かりが陰になるところまで、暗い歩道を歩いていくと、ところどころ溝があるので、足元注意。(*´艸`)