Day2:Stoke-on-Trent、電車&レンタカーの旅
昨日Londonに着いたばかりだが、今日はStoke-on-Trentという地方まで遠出して、Wedgwoodなどの陶器屋さんを物色するそうな。そのために、昨日キャンセル通知が来てバタバタしたAvanti West Costという電車で1時間半ほど揺られていく。近鉄特急みたいな感じかな。
この言い回し、前にも使った気がすると思って記憶を掘り起こしてみたら、新婚旅行でニューヨークからニュージャージーまで電車で移動してOzzfestを見に行った時だ。懐かしい(笑
で、こいつは事前にネットで予約してたんだけど、昨日書いたようにキャンセルになって、1本早い電車に振り替える羽目になった。London Euston駅6:46発である。
London Eustonまでは地下鉄。ロンドンの地下鉄・バスは1日乗り放題券的なのがあるけど、普通にふらっと乗るだけだけならクレジットカードのタッチ決済でもロンドン中心部なら1日何ポンドかで頭打ちになるそうなので、カードでゲートイン。日本の交通系ICカードよりはワンテンポ遅いのでちょっと戸惑いつつ(笑
プラットホームに降りてみると、何やら謎のモニュメントがw
Googleマップの乗換案内頼みなんだけど、ちょっと乗るべき電車を見つけるのや乗り換えを把握するのに手間取りつつ、Victoria駅で乗換え。やってきた電車はやけに屋根が低い。
そんなこんなでEuston駅に到着してAvanti側に行ってみると、なんかどデカいスクリーン!
そして朝食をゲット。


Avantiは、時間が近くなるまで何番線になるか分からないらしく、ちょっとやきもきしながらしばし待ち、番号が決まってゲートを通ろうとしたら、スマホに表示したQRコードがはじかれてしまった(汗
そういえば行きの飛行機でもANAのゲートでスマホのQRの読み取りが悪くて手間取ったけど、今回は認識した上でワーニングが出てるような感じ。
ゲートの近くにいた係員がやってきてスマホの画面を確認してゲートを開けてくれた。QR自体はキャンセルになった列車を示していて「時間が違うよ」というワーニングが出ていたのを、係員が確認して通してくれたのだろうか。
んで席に座ってしばらくすると、中国人っぽいカップル(?)がやってきて「そこの席なんだけど」みたいに話しかけてきた。「え、俺予約したよ」とお互いチケットの画面(俺は昨日TwitterのDMでやり取りした時に送られてきたAvantiの社内システムっぽい画面の予約情報)を見せ合うと、彼らも7:13のチケットを持っていて、どうやら7:13のここの席を予約していたようだ。
つまり、キャンセルになって前後の列車に振り替えられると、デフォルトでは席は決まってないけど列車には乗れる、と言う状態になるってことか。
彼らはそのまま同じ車両の空いてた席に(何故か前後に分かれて)座って落ち着いたようだ(汗
そんなこんなで電車に揺られて1.5時間(そういえば振り子電車だったかな)、Stoke-on-Trentに到着。駅のどっち側に出ればいいかよく分からず、Googleマップとにらめっこしてたら案内のおばちゃんが話しかけてきたので、「こっちに行きたいんだけど」と言ったら「階段降りて反対側に行きな」とのこと。
なんかメインストリートっぽい方に出たけど合ってるのかな、目的地は裏の方なんだけど…とちょっと不安になったけど、よく地図を見てみたら、反対側はホントに裏口で、目的地の方には道がつながってなさそうだった。
と言うわけで、歩いて線路を越えて次の目的地、レンタカー屋へGO!
Stoke-on-Trentでは徒歩では無理な範囲を動き回りたいらしく、タクシーという案もなくはないけど、待たせたり都度呼んですぐに来るとも限らないので、レンタカーを借りることにしたのだけど、イギリスのレンタカー事情について調べると、海外全般そうなのかもだけど、口コミの評価はなかなか散々である。やたらとオプションの保険を付けさせたがるとか、返却時に最初からあったような傷について修理代を請求してくるとか。
そんな訳でまずはアメリカで借りたこともある大手のHertzで調べてみたら意外と高い上にちょうどいい場所にない。
駅からの距離と口コミ評価とイギリスでの知名度などを加味して選んだのは、enterpriseというレンタカー屋。ちょっと本家予約サイトの動きが怪しい部分があったり、予約後に「電話連絡したかったがイギリス国内の番号はもってないか?」とかメールが来てやり取りしたりと、ちょっとドキドキしたがまあ何とか予約はできていて、現地にたどり着いたのだった(あとで気付いたが楽天トラベルとかでも予約できたっぽい)。
そうそう、イギリスのレンタカー屋はどうも基本的に営業時間は平日昼間のようだ(返却は夜でも受け付けるところはあるようだが)。そんな訳で、電車での移動時間も考慮して9:00-17:00で予約したのだった。
で、車種はVauxhallを選んでたが、出てきたのはルノーCLIOだった。
先人の知恵を生かして、車体の周りやタイヤ・ホイールをひと通りスマホで撮影し、予想通り勧められた追加の保険は断って、いざスタート!
うむ、ウインカーを間違える(右ハンドルだけどウインカーが左でワイパーが右)ww
そしてマニュアル車なんだけど、シフトレバーのフィーリングが非常に悪い。遊びがあるくせにレバーを動かすときの抵抗が強くて「ぐにょん」って感じ。クラッチのダンパー幅が広いのか低速トルクが強いのか、適当にクラッチをつないでも全然エンストする気配がないのはいいんだけど…。
まあとにかく、相棒さんがGoogleマップでナビしながらイギリスの道を走るのだけど、イギリス人、運転のテンポが早いな。いや、信号の切り替わり自体が早い。ドキドキしながらあちこちドライブだ。



で、今日の主目的、World of Wedgwoodに到着。マットな水色の素地に白いレリーフで有名な陶器のメーカーの本拠地(?)だそうな。



ここではまず、工場見学ツアーに参加した。説明の英語はさっぱり分からなかったが、やってることは基本的にはノリタケの工場見学と同じような感じだった。ただし、白いレリーフの作り方はちょっと驚いた。型に粘土をヘラで押し込んで、なんかうまいことやると型から浮いてきて、それを水色の皿の上に適当に乗せていく。不思議。
で、併設のカフェでアフタヌーンティー。
結婚式の2次会的な団体がいたせいかやけに混んでいて、席に通されてからもだいぶ待たされたが、そして注文の仕方がよく分からなかったが、ともかく無事に届いた。
窓の外を散歩中の柴犬を眺めながら、たらふく食って、やっぱり食べきれず箱に詰めてもらって撤収。
もちろん食事だけじゃなく、食器なども購入。
さて次の関門は、レンタカーの返却。何かイチャモンを付けられるかと思ったら、意外とアッサリ何事もなく返却完了。ホッと一息。
ちなみに今日のレンタカーでの移動はこんな感じ。(右下の方に延びてる線はロンドンへの電車移動。GPSがまばらで線がわかれちゃってるけど。)
そして駅まで歩いて、予約した電車が来るまでしばし待つ。
ちなみに駅のホームにはこんなものが。後日分かるがホントに犬猫フレンドリーな国なのね。
帰りの電車では、予約してた席に見知らぬオネーチャンが座ってたけど、「そこ俺の席だよ」的に声をかけるとサッとどいてくれた。一応各席に「○○駅から予約済」みたいな電光掲示板は付いてるけど、誰か来るまでは勝手に座ってる文化なのかな。
そんなこんなで来た道をたどってホテルまで戻って、近所のスーパーで明日の朝食をゲットして、バタンキュー。