カーボンボンネットの補修①
2号機のボンネットは、1号機から移植したカーボンボンネットなんだけど、1号機で最後に刺さったときに痛めていて、ふちがえぐれてたり表面の塗装がヒビヒビになってたり裏の枠組みが割れてたりする。
しかし、FRP工作や塗装も経験したので、DIYで補修してみよう!
と言うわけで、まずは現状把握。
(既にクリアをはがし始めた作業中の画像だけど)表側は、縁が欠けちゃってるのと、表面に細かいクラックがいっぱい。他にも何カ所か、飛び石か何かでクモの巣状のヒビがある。

そして裏側。結構いっぱい割れてる。そして表側のカーボンとの接着面が剥がれてる。下の画像だと分かりにくいけど、ボンネットを閉じたときに支えるゴムが当たるところが陥没してる。(そのせいで閉じたときのボンネットのチリが合わせきれない。)

どちらかというと、割れた裏側や欠けたところをFRPで補修するのがメインのつもりなんだけど、そのために欠けたところの周辺のクリア塗装を試しにはがし始めてみたら、なんかこのクリア、ペーパー掛けると白っぽくなっちゃって、水を掛けても白っぽさが消えない。
それってつまり、この上からクリア吹いてもやっぱり白っぽくなっちゃうってことか…。
欠けてるとこ以外は、#600のペーパーで足付けする程度で、古いクリアを残したままクリアを重ね塗りしようかと思ってたんだけどなあ…。
と言うわけで、全面的に既存のクリア塗装を剥がすことにしたんだが、これがまあしんどいこと…。初めて使うエアサンダーでペーパー掛けしたんだが、ベースの樹脂まで削るわけにはいかないから、#180で探り探り削っていたら、外出自粛のゴールデンウィークの後半が終わってしまった。orz
そういえばこのボンネット、購入当初のクリアは2年で白っぽくなっちゃったので、一度再塗装してもらったんだった。その時に、ちょっとでも白くなりにくいようにと、少し黒を混ぜてコッテリ厚塗りしてもらったんだが、このしんどさはそのせいだろうか。
で、#180で一通り削った後、#320→#600で表面をならして、クリア剥がしは一応完了。
ちなみにエアサンダーは、覚悟はしていたがコンプレッサーの容量不足(圧縮スピード不足?)で、サンダー動かすとすぐにコンプレッサーが回り出してうるさいし、しばらく連続稼働させるとパワーダウンしてしまったり…。
ていうか、結構作業前半の段階で、突然「パンッ!」て破裂音がしたかと思ったら、「シューーー」と空気が漏れる音がしだして途方に暮れたりとか…。
最初は連続稼働のさせすぎでサーモプロテクターが落ちたのかとも思ったけど、どうも様子が違う。もしかして壊れちゃったのかと不安になりつつ、ダメ元でカバーを外してみたら、なんか細いホースが外れてるようだ。

モーターが回ってる最中は特に漏れてなさそうだが、モーターが止まるとホースがつながっていたであろう場所から空気が漏れてくる。圧力センサーか何かかな?

試しにホースを差し込んで、強めに押し込んでみたら、引っ張ってもなかなか抜けなくなった。
こんなんで大丈夫なのか!?と半信半疑でコンプレッサーを回してみると、意外にもあっさり復活した模様。カバーも戻して修理完了!
なんてアクシデントもあったとさ。
1件のピンバック
アンパネ補修Rd.2 削る | たぽブログ