山梨旅行1日目:スポーツランドやまなし

- 今日の仕様:3号機(BRZ RAエアコン号),軽量化:後部座席なし
- タイム表:3号機(BRZ RAエアコン号)
緊急事態宣言の合間に休みを取って旅をしてきた。まずは久しぶりにサーキット遠征、初めて走るスポーツランドやまなしだ。
ホントはリスキーな遊び(うっかりクルマ壊すと旅の予定が破綻するw)は旅の後半に持っていきたかったが、木金は休業日のようなので初日の水曜に走ることにした。20分1枠とのことなので、その他の旅の予定も加味して午前中の3枠を狙って早朝に出発したが、結局朝イチには間に合わず、10:45~と11:40~の2枠を走ったんだが、意外とお腹いっぱいになった。
スポーツランドやまなしのパドックから。 ストレート以外、壁に囲まれてて何も見えん(笑 – Spherical Image – RICOH THETA
ALT育ちのオイラとしては、多少のアップダウンには驚かないと思ってたんだけど、ここの高低差はちょっと異常(笑)。パドックから見えるのはホームストレートぐらいでコース全体の様子が全然見えないんだけど、その理由が高低差のせい。駐車場の壁の向こう側にコースがあるのかと思ったら、壁の上にコースがあった。Σ(・□・;)
サーキットのホームページにあったこの画像は、3次元構造をかなり忠実に再現していた。3Dでグリグリ回したい(笑

で、一応事前にYouTubeの車載動画を探してみたんだけど、4輪の車載動画は意外と少なくて、六連星走行会のBRZのやつを見た程度。あと、めっちゃ速いエボ10の動画もあったけど、速すぎて参考にならんと思ってスルーw
そんな感じの初見で探り探り走ってみたのが下の動画。コースイン直後でラインやブレーキポイントが定まらない様子が微笑ましいが、6周目には42.641をマーク。タイヤのグリップの恩恵が大きいけど初走行にしては上出来かな?走りこめばもっと削れるところもあるんだろうけど、今日はせいぜいあと0.2~0.5秒アップが限界かな、と言う感触。
では、スポーツランドやまなし(略してSLYだそうな)の初走行素人インプレをば。
まず1コーナーは、ホームストレートからずーっと上りで意外とブレーキがよく利くので、結構奥まで行けちゃう。正面がいきなりタイヤバリア&コンクリートウォール(エスケープ少な目w)なのでもっと怖いかと思ったら、全然そんなことはなく、今日はミスって突っ込みすぎという状況はほぼなかった。
第2コーナーはかなりRがきつくて登りもきついコーナー。VSC長押しOFFにしてても電子制御が介入してきて、失敗するとすごく失速する。1コーナーの脱出ライン・車速にもよるんだろうけど、なるべくアウトインアウトで車速を維持するようにした方がいいのかも。
次の3コーナーは、最初はブレーキ踏んでたけど、そのうち全開で行けるようになった。と言うか、ファイナル4.5のウチのBRZだと、ちょうど3速にシフトアップするあたりなので、挙動を乱さないか不安になるが、意外と普通にイケちゃった。
その後のヘアピン状の4コーナーの手前にキンクという浅い左コーナーがあって、そのせいでヘアピンはインベタかせいぜいミドルあたりから進入になってしまう。また、結構な下り坂で強めにブレーキ踏んでたけど、途中でイン側の縁石が結構踏めるということに気が付いて、もっとガッツリブレーキで止めてターンイン(ブレーキ開始ポイントを手前にするわけではなく、強くブレーキ踏んで手前でブレーキを終わらせるようにしたらしいw)知らないうちにブレーキを酷使していたっぽい。ピットインしたらブレーキパッドから煙出てた(爆
で、調子に乗って次のヘアピン(10R)でも縁石踏んでみたら、こっちはデコボコ縁石で踏んではイカン奴だった。しかも、立ち上がりの外側縁石の踏みたい辺り(美浜サーキットで言うとフェニックスコーナーの立上り外側の縁石w)がちょうど穴になっていて、イヤンな感じ。(´・ω・`)

そして左(39R)→右(24R)とS字っぽいコーナーが続くけど、ここが今回一番危なかった。例によって3速に上げるか2速で引っ張るか迷う速度域で(2速だと最終コーナー手前でリミッターに当たる)、特に右24Rの立ち上がりでリアが流れがちで、ミスったらデコボコのエスケープゾーンで足回りやホイールを痛めたりそのままタイヤバリアまで行ってしまったりしそう。今回は、早めに3速にシフトアップして挙動を乱さないように注意して走った。
最終コーナーは、ここもかなりの下り坂(たぶん一番低いところ)で、無意識にブレーキを酷使してたっぽい。そして、イン側も立ち上がりアウト側も結構縁石踏んで行けそうな感じだったけど、今日のところは無難なラインで立ち上がり。
てな感じで、本日のベストラップはこちら。42.423秒だそうな。
ホントは、自分よりちょっと速い車に引っ張ってもらいたかったところだが、平日だったせいか一緒に走ったのは4台で、タイヤのおかげで自分が一番タイムは速いという状況。うーむ、これでいいのか?(笑

しかしそのタイヤも、こんな状況。リヤのRE-71RSはまだ溝あるけど、

フロントのVALINOはほぼ溝なし。10分ぐらい連続周回すると、ヌルーっと食わなくなってくる。

ちなみに、月間ランキングをチラッと見てみると、A052みたいな反則タイヤは少数派で、アジアンタイヤでまったり走る雰囲気なのかな。今日の俺のタイムでも3位入賞できちゃう月もあった。しかし、2輪の方はやけに速いな。40秒切るのは当たり前、36秒台もチラホラ、みたいな。((((;゚Д゚))))
ところで、最初の方に「高低差のせいでコースが全然見えない」って書いたけど、どうやらコントロールタワーの上のやぐらで観戦することができるようだ。俯瞰するような構図の画像は、途中でそれに気づいた相棒さんが登って撮ってくれたもの。ただし、最上階は先客がいて登らなかったそうな。

と言うわけで、走行終了後にオイラも登ってみて、360度カメラでぐるっと撮影してみた。まずは相棒さんも撮ってくれた中段。うむ、ようやくコースがひと通り見えるようになった。
スポーツランドやまなしの観戦タワー(?)の中段からの眺め。ようやくサーキットの全貌が見えた。 – Spherical Image – RICOH THETA
さらに最上階へ。おー、イイ眺めだ。(・∀・)
スポーツランドやまなしの観戦タワー(?)の最上階。見晴らしサイコー。天気もサイコー。(2021/10/20) – Spherical Image – RICOH THETA
こう言っちゃなんだけど、結構へんぴなとこにあって路面や施設の老朽化がちょっと心配になるけど、基本的なところの造りは意外としっかりしてるよね。<上から目線w
しかし、一般道からサーキットの敷地に入る道が細いのはALTもそうだから仕方ないとして、パドックに入るトンネルが色んな意味でハードル高い(特に心理的にw)。え、ここ入っていいの??ていうか入れるの!?(車幅的に&アプローチアングル的に)って感じ(爆
せめて看板か何かでもうちょっとアピールしてもらわんと、初心者は心折れて帰っちゃうと思う(爆
あと、走行するには必ず会員にならなきゃいけないのも、遠征組としてはちょっと辛い。7,500円の年間会員以外に3,000円で有効期限1カ月ってのもあるので、まだマシなんだけど。他にも共済費(500円/日)や計測器代(1,300円/日)も掛かるし。そんな訳で相棒さんは今回はお休み。
それから、計測器で区間タイムも取ってくれるのはありがたいと思うけど、1周40秒前後のコースで5区間もあるのはさすがに刻みすぎじゃないかい?(笑