BRZ プーリー類の交換
世間では各地で86走行会が開催されてるようだけど、オイラはBRZのメンテ。トイレに行くと昨日のバリウムでウ○コが白くて萎えるが、意外と気温は低めなので頑張って作業だ。
そもそも、しばらく前からエンジン始動直後にVベルトがキュルキュル言うようになっていたんだが、なんだかんだで1,2年ぐらいたつかな(笑)。いつも鳴くわけではなく、気温・湿度が高いときに鳴くような感じなので、ついつい放置してた。
走行距離10万kmもとっくに超えてるし、さすがにそろそろVベルトを交換してやるかと思ったけど、FA20はどうやらアイドラプーリー(特に下の画像の①②)のベアリングがよくダメになるようなので、もろもろ一切合切交換することにした。
安上がりにしようと思ったら、Vベルトを新品にして、アイドラプーリーのベアリングだけを打ち換えてやれば、2,3千円程度で済ませられそうだけど、アイドラプーリー③やテンショナーなどの樹脂製プーリーをどうすべきかでしばらく悩んだ。
困った時のマークGsさん。というか、BRZ, 86の整備事例を探してると、たいてい出てくるマークGsさん(笑)。今回もHITしたマークGsさんの整備手帳を見てみると、TRUSTのアルミプーリーに交換されているので、③やテンショナーもベアリングのみ交換していた。親切にベアリングの品番も書かれてる。
純正品も同じかなー、と思ったけど、どうやら樹脂とベアリングが一体成型されてるようでベアリングだけの交換は無理のようだ。
樹脂プーリーをカチ割っちゃった人w↓
人柱ありがとう!おかげで素直に純正品を買えばいいことが分かったよ。
そんなわけで、大人しく消耗品だけ交換して安く終わらせようかとも思ったけど、アルミプーリーにも興味が出てきた(笑)。カレンもクランクプーリーをアルミにしてて、レスポンス向上とかの効果は正直あんまり感じないけど、純正のクランクプーリーはダンパーとして間に挟んであるゴムの層が割れてきたりするから、イマイチ信用できないんだよねー。
現役定番イジリカーの86, BRZだけあって、結構たくさんのメーカーからアルミプーリーが売られてるけど、思った以上に中身のバリエーションも豊富で、迷ってしまった。代表的なの(=候補)はこいつら。
- クスコ:基本の3点セット
- クランクプーリー
- ウォーターポンププーリー
- オルタネータープーリー
- TRUST:なぜか一番重いクランクプーリー以外の6点セット
- オルタネータープーリー
- ウォーターポンププーリー
- テンショナープーリー
- アイドラープーリーNo.1 ×2
- アイドラープーリー No.2
- 戸田レーシング:オルタネータープーリーの外径を変えて高回転時の負荷低減
- クランクプーリー
- ウォーターポンププーリー
- オルタネータープーリー
- (アイドラプーリーのセットもあり)
どうせ変えるならやっぱり一番重いクランクプーリーだろ、ってことでトラストは脱落。オルタネーターの負荷を軽減することで高回転時のパワーアップ(3~10馬力)を謳ってるTODAが魅力的だけど、相棒さんに「青がいい。バッテリー上がるかもしれないのは嫌。」と却下されたのでクスコに決定。(戸田は青もあるけど\5,500アップ&納期1.5カ月~だそうな)
そんな感じで買いそろえた部品たち。
そのほかの純正部品・純正互換品はモノタロウで調達。基本的にトヨタ品番のが安いようだがOリングはスバルのが微妙に安かった。ベルトは互換品。
- SU003-00501:(SU003)PULLEY-IDER
- SU003-00498:(SU003)TENSR AY-V BELT
- 806939060:(80693)シール O リング
- 6303-2RZ:NSK 6303VV相当のモノタロウ製ベアリング×2
- 6PK2070L:SU003-02202相当のVベルト
と言うわけで、いきなり交換前後の様子。交換前のベアリングの異音とガタに注目。交換後はガタのチェック忘れたけど、多少のガタはあったと思う。あと、アイドラプーリカバーを1つ付け忘れてるけど、この後ちゃんと付けました。
古いアイドラプーリーたちは、裏側にベアリングのグリスが劣化して粉末状になって飛び散ってた。カレンの古くなったハブベアリングのグリスとよく似た感触w。アイドラプーリ①②のベアリング打ち替えは、カレンのハブベアリング交換やミッションオーバーホールのために調達してた12tプレスを投入。楽勝であった。が、玄関の床にその粉末劣化グリスをバラまいてしまった。orz
それ以外の外したプーリーたちは、念のためひと通りキープしておこうかと思ったけど、樹脂製のアイドラプーリー③とテンショナーは処分することにした。テンショナーは地味に高いのでできればストックしておきたかったが、ベアリング部分はともかくテンショナー側が中心の穴にゴム片のようなものがちぎれてはみ出てきており、テンションを掛ける機構がヘタってそうなので。
その代わり、アルミに交換したやつらは一応取っておくことにした。
しかし、クランクプーリーは結構大きく欠けてたので微妙。なんでこんなとこ欠けてるんだろう?
ちなみに青い方のクランクプーリーもちょびっと欠けてた。回転バランスのために削ってあるのかな。それとも落として凹んだ??ベルトの回転には影響なさそうなので別にいいけど。
あと、ウォーターポンププーリーやオルタネータープーリーの脱着に地味に苦労した。
ウォーターポンププーリーは、ベルト外す前に緩めてやればよかったみたいだけど、こんな風に工具をツッパリ棒にして回り止めにしてやった。
オルタは、インパクトレンチでガガガっとやって交換。適正トルクで締まってるか謎だけど、オルタをバラしてバイスで固定なんてやってられるか。バイスないしw
クランクプーリーは、6速にギヤを入れて回り止め。クランクシャフトのねじれを気にする人もいるようだが、走行中はそれぐらいのトルク掛かってるだろうから気にしない。ただ、「20Nmで締めてから90度増し締め」という変わったトルク指定だったので一瞬焦った。20Nmってかなり弱いけど1桁間違ってねーか?と不安だったけど、そこから90度回すのはなかなかのトルクだった。
改めて交換後の図。
この状態でちゃんとベルトが回るか試しにエンジン掛けてみたら、ベルトには問題はなかったが、エアフロメーターを外しちゃってたからエンジンチェックランプが点いてしまった。Trqueで消せるからいいけど。
そして完成図。予想通りほぼ見えんw
無理やり見るとしたらこんなアングルかww
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BRZのエアコン不調 | たぽブログ