被害状況・・・

エンジンクレーンは、一晩経ったらやっぱり下がってたので、ペール缶や木製パレットを台にしてやった。

ペール缶スタンド

さて、今日はミッションのケースを開けて、ダメージを受けてる部品を確認して、手配が必要な部品を大雑把に見極める。

ミッションの整備書に従ってバラしていくと、しょっぱなでスピードセンサーの樹脂ギヤがえぐれてるのを発見。カケラを噛みこんだな…。と言うことはやっぱりデフ・ファイナル周辺が怪しいのか…。

スピードセンサーの樹脂ギヤ

気を取り直して序盤の難関、5速ギヤ。前回はみん友さんにSSTを借りたけど、KITさんのコメントを参考にしてストレートの「ハーモニックバランサープーラーセット」を調達。アストロのはちょうどいいボルト(M8(だったかな?)×3本)を別途調達せねばならないようだが、ストレートのやつはセットに含まれてたので。


ちなみに、ハーモニックバランサーってのは、ミニやバイク用のダンパー付きのクランクプーリーのことのようだ。回転振動を抑制するために共振周波数をどうにかするって意味で「ハーモニック」って名がついてるのかな。

ハーモニックバランサープーラーで撃破

ただ、力を掛けるとケースごと動いちゃうので、ケースを足で押さえながらクロスレンチでひねってやったら抜けてきた。ネジ部やプーラー先端への注油を忘れずに。あと、三つ又の隙間が広すぎてアルミワッシャーが曲がってしまった。もう1枚分厚い方のワッシャーも挟んどくべきだったか。

それから、上の画像の向かって左側のてっぺんには、左ネジのでかいナットが締めこまれてたんだけど、カシメを解いてもかなり固かったのでエアインパクトのフルパワーで外してやった。前回こんなトルクどうやってかけたんだろ…。

そんな感じで、多少苦戦しながらも新規の工具・手持ちの工具を駆使して最初の難関は突破して、ご開帳~。

ご開帳

パッと見たところ、ギヤは無事そうだが、ケースにくっついてるマグネットにも鉄粉がびっしりだ。

そして、ギヤトレーンを引っこ抜いてみたら…

ギヤトレーンを引っこ抜く

ギャーー!((((;゚Д゚))))

あのデカいカケラはアウトプットシャフトのギアの歯だった模様。まあそんな気はしていたけど。(´・ω・`)

そして、ファイナル側もアウト。あちこち欠けてる。orz

ファイナルギヤもあちこち欠けてる

で、そのデフをひっくり返したら、なんか取れた。

え・・・。( ゚д゚)ポカーン

なんか取れた

いやいやいや、こんなんでよく自走できたな(汗

駆動力は、アウトプットシャフト→ファイナルギヤ→デフのケース→デフの中の色々→デフの中のスプライン→ドラシャと伝わっていくので、この部分はデフがぶれないように支えてるだけ、てことだったのかなあ。

で、デフがぶれてプレートに変な力が掛かってバキバキ言ってたのかな?

さて、こいつら、どうしてくれようか・・・。

とりあえずアウトプットシャフトとファイナルは中古ミッションを調達するとして、こんなデフでもオーバーホールできるのか?

このデフは昔、一度仕様変更してその後1回オーバーホールもしてたと思うけど、ガワは15年以上使ってるし、ケースが割れて色んなとこに変な力が掛かってそうだから、やはり新品に変えるべきかなぁ…。

あ、そういえば、前回の組み立て時に欠けちゃった2速も確認しとかなくちゃな。

たぽ
  • たぽ
  • カレン(ST206 3S-GE VVT-i)、BRZ(ZC6 RAエアコン有)でサーキットを走ってます。
    クルマ弄りは基本的にDIY。そのため(?)にガレージ付きの家建てました。

    数年前から登山にも目覚め、時々アウトドアな日記・動画もアップしてます。

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