鈴鹿でGPSアプリのテスト
数年前に鈴鹿で吹っ飛ばして以来、ちょうどいい機種(スマホとBluetoothで接続できてモータースポーツにも使えそうな性能の外付けGPS)がなくて手を出していなかったのだけど、久しぶりにネットを漁ってみたらちょうどよさげなGPSがあったので、サークルの費用補助を使ってゲットしてみた。
QStarz BT-Q818XTというやつだ。
形やサイズは前に使ってた747Proとソックリだが、側面に計測周期を10Hzにするスイッチが付いてる。747ProはLAP+で無理やり10Hz(5Hzだったかな?)に切り替えてたと思うけど、こいつは初めから10Hzに対応してるようだ。しかし、充電用のUSB端子が懐かしのミニUSBなのでちょっと面倒…。
スマホ側のアプリは、RaceChronoを使用。スマホ内蔵GPSで何回か使ったことのあるGPS Lapsも候補ではあるけど、RaceChronoはグランツーリスモ風にリアルタイムにタイム差を表示してくれそうな気配があったので。
グランツーリスモ風のタイム差表示と言えば、かつて初めてその機能に触れて感動したLAP+C(当時はLAP+Android)も候補ではあったのだけど、今のスマホではなんかまともに動かなかったのでボツ。
で、いろいろあって出来上がったのが下のような動画。映像はGoProモドキのアクションカメラで撮ったものだけど、動画として合成したのはスマホ。スゲーな最近のスマホアプリは。
ひと通り触ってみて何となくわかったのは、
- 無償版では計測中のリアルタイム差分表示はできない(セクターごとの差分は出るけど)
- GPS側のメモリにロギングはせずに、スマホアプリ(RaceChrono)側にデータが残ってるようだ
- スマホアプリ単体でもLAP+みたいな解析がある程度できる(画面サイズ的に厳しいけど)
- RaceChronoからデータをエクスポートすればPC用ソフト(DashWareなど)で動画を合成できそうだが、RaceChrono無償版だとエクスポートできる時間が2分(だったかな?)に制限される
- ウチのGoProモドキの動画(*.avi)はなんか壊れてるのか、PCでもアプリによっては再生できないし、RaceChronoでも認識できないので、いったん*.mp4に変換してやる必要がある
- RaceChronoの動画機能は有償版のみ
と言うわけで、有償版を買ってやった!
そして出来上がったのが上のような動画。動画データをスマホに持っていくのが地味にめんどくさいけど、あとGPSデータと映像のタイミングを合わせるのも面倒だけど、動画として出力するのは思いのほか簡単。処理時間はかかるけど。
ところで、今日のチャレンジクラブは平日なのになぜか激混み。前日に何げなく予約サイトを見てみたら、午前中のハイクラスが既に埋まってて、慌てて午後の枠を予約したぐらい。実際当日もほぼ満車で、走行開始前のピットロードはこんな感じ。なぜかポルシェに囲まれた…。さあ、たぽカレンを探せ!

しかし走行中は意外と平和で、完全なクリアラップはさすがになかなかなかったけど、抜いたり抜かれたりのロスは結構少なくて済んだ。
あと、今日はカナードがつけられなかった。バンパー裏にグルーガンで貼り付けたナットを1つどこかで落っことしてしまって、カナードが固定できなかったのだ。(´・ω・`)
それでも2分36秒フラットで、前回3月に走った時よりはマシなタイムだったのでちょっと満足。あと、GPSから算出した最高速も199km/hまで出ててちょっと安心。255タイヤで外径が大きくなったのもあって、サーキットカウンターの車速は187km/hまでしか出てなかったんだよね。
そうそう、GPSによる計測タイムは、HKSのカウンターと比べても結構誤差が小さい。だいたい0.03秒以下、最大でも0.08秒差だった。これなら上出来。あとはALTでどうなるかだな。
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